せいろが欲しいのか蒸し器が欲しいのか

せいろを使ってみたい

先日テレビで『所さんの目がテン』のせいろが素晴らしいよという回を観ていたところ、すっかり欲しくなりました。

せいろで簡単にいろんな料理!料理初心者や忙しい人にも最適 せいろの活用法を探る【2023/12/3 所さんの目がテン!】
12月3日(日)放送の日本テレビ「所さんの目がテン!」は「せいろの科学」。せいろと聞くと使いこなすのが難しいイメージがありますが、 実は簡単に使えて食材が劇的においしくなると、近年家庭料理にせいろを取り入れている人が増えているんです。せいろ...

せいろというと上級者が使う印象でしたが、初心者にこそオススメとのこと。

せいろって何ぞや

鍋の上に木の丸い蓋みたいなものを載せる、肉まんやシュウマイなどを蒸す道具。つまりはお湯を沸騰させた蒸気で野菜や料理を蒸すことで、お湯で煮るのに比べて栄養素が逃げないし、まとめてできて効率も良い。

素材は『杉』『竹』『桧(ひのき)』の3種類あり、杉が安くて桧が高い。杉は耐久力が低いが桧は一生使えるものもあるほど強い。

番組では中華のせいろが特集されていましたが、これと別に和のせいろがある。和のせいろは茶碗蒸しなどで使う、がっしりしていて蒸気を閉じ込めるタイプ。中華より高い。

せいろのメリット

茹でた場合と比べると、ひたひたになるほど大量のお湯をわかす必要がないし、かかる時間もほぼ同じ。

ゆでると水溶性の栄養素がお湯に流れ出やすくなるが、蒸した場合は成分の溶出が少ないので栄養素を無駄にしない。

煮崩れしない、焦げ付かない。

味付けが別のものでもお皿に入れると一緒に調理できる。

レンジでチンするのに比べると、水分が飛ばないのでもちもちに仕上がる。冷凍食パンや冷凍ご飯の解凍にも使える。

丈夫なものなら2段・3段と重ねて一気に調理できる。

せいろのデメリット

使い終わったら汚れを落として完全に乾かさないといけない。乾かし方が甘いと傷んでしまうので通気性の良い日陰で吊るしておくなど気を使う必要がある。

せいろが汚れないようにクッキングシートを敷いたり気を使う必要がある。

専用の鍋が付属していないものは、鍋との接触部分が焦げる場合があるので注意。

デメリットをどうするか

良いところがかなり優勢なものの、毎回手入れに気を使わないといけないのがデメリット。

使いやすいのが18cm〜24cmくらいとのことだし厚みもあるので鍋一つ分のスペースは必要。少し大きい。

広いキッチンスペースが無いと、通気性の良いところを確保するのも難しい場合がある。

悩んでいろいろ見ていたところ、木製ではない蒸し器があることを発見。

ステンレス製の蒸し器

よく考えればメリットは蒸し料理のメリット。

なので、木製である必要はない。ステンレス製であれば手入れの心配は解決できる。

せいろが鍋に変わり、二階建ての鍋になったようでちょっとゴツいけど、1階にあたる下の鍋は、普通の鍋としても使える。

下の鍋で味噌汁を作りながら、その蒸気で野菜を蒸したりすることもできる。これはせいろでもできるのだけど、2階建ての鍋だとより使いやすそう。

しかし、ステンレス製でも場所を取ることには変わりない。もう少し探すと、もっと手軽なものを発見。

ステンレス製フリーサイズ蒸し器に落ち着く

『ステンレスフリーサイズ蒸し器(14~24cm用)』は、自分が今持っている鍋やフライパンでも使える蒸し器!

ステンレス製で、スライドさせて大きさを変えられるので小さな状態で収納でき場所も取らない。鍋やフライパンの底に置くだけで蒸し器として使える。

まとめ

何気なく『せいろ良さそうだな』とは思ったけど、中身をよく考えると『せいろのメリット』ではなく、『蒸し料理のメリット』だった。

欲しいと思っても一旦寝て、次の日にまだ欲しかったら買うのが良いというけど、まさにそれだった。

収納スペースと調理の手間を削減できた。事前の調査は大事。

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