AIの進化はとても速いですね。ChatGPTをはじめ、いろいろなことができるAIが溢れているということで、画像生成AIを試してみました。
今やiPhoneでも手軽に生成できますが、今回はAdobe Fireflyを利用しています。
Adobe Firefly
基本的にプロンプト(テキスト)から画像を生成しますが、何を書けばわからないという人のために、ギャラリーというものがあります。
ここに、誰かが作成した画像が並んでいて、どのようなプロンプトで生成したのかを見ることができます。
そこで見つけたキュートな猫のプロンプトは『ミニバイクでドライブする人型猫』
短っ!
ギャラリーの画像はダウンロードできないので、『アニメ』や『カートゥーン』など、スタイルというものを少し変更してみると、新しい画像が生成されます。それがこちら。

きゃわいい。
思い通りのものを生成するのは難しい
やってみると、想像したものを作るのは結構難しい。色やアングル、パーツの大きさ、雰囲気、タッチ、当たり前ですが無限にパターンがあり、1枚生成するのにも根気が必要です。
Adobe Fireflyでは、1度実行すると画像を4枚生成してくれますが、同じ条件で再度実行すれば微妙に変わって再度4枚生成してくれます。
私の力不足もありますが、少し条件を変えたりしながら、だいたいこれを20回くらいやって1枚良いのができるという印象です。
プロンプト以外の要素
『プロンプト』『スタイル』の他に、『生成AIのモデル』『縦横比』『写真かアートか』『構成』『効果』という要素があります。
モデルはAIのバージョン、縦横比は正方形か長方形か等、写真かアートはそのまま、構成はサンプル画像を指定すると同じ構図にできるというものです。
『効果』が複雑で、雰囲気やタッチ、テクニック、素材感、テーマ、更には照明やカメラアングルなども設定できます。ここの要素を1つ変えるだけでガラッと変わった画像が生成されたりします。
これはかなり奥が深い。
しかも、モデルが変わるとまた、他が同じ設定でもガラッと変わったりします。
まだまだ発展途上のようです。
画像を生成してみた
『ミニバイクでドライブする人型猫』から少しずつ変化させて、いくつかファミリーを生成してみました。
ミニバイクでドライブする人型フェレット
いろいろ試しているうちにアニメ風になりました。

ミニバイクでドライブする人型カエル、左後ろから見た構図
構図を指示してもガン無視されました。どうして淡い光が当たっているのかは、よくわかりません。

ミニバイクでドライブする人型うさぎ
うさぎ。やっぱり耳がヘルメットを突き破りました。

ミニバイクでドライブする人型キツネ
何も指定していない背景はその時々で変わります。そういえばタイヤが回転していません…。

まとめ
プロンプトを少し変えただけで全然違う画像ができるのは面白いので、1日中できそうです。
ただ、目的を持って画像を作ろうとする場合は、ある程度の習熟が必要なようです。
初心者は、根気を持って数十回は試す気でやった方が良いと思います。